読むだけでは飽き足らず。製本にまで興味が湧いてきた

昔から本を読むのが好きで、ただ読むだけではなく今後の参考を兼ねてレビューを書いたりもして、楽しんでいます。
しかし最近は本好きに拍車がかかり、読むだけでは飽き足らず製本にまで興味が湧いてきました。
もともとさまざまなものに興味を持つ性質をしており、読書も知識を得ることができます。
もちろんそれだけではなく面白さもあるのですが、極まってくると形にも興味が出てくるようで、いつの間にか調べるようになっていました。

製本にも多くの種類が存在する

調べてみると製本にも多くの種類があり、業者に依頼する方法と手作業で行うやり方が存在しています。
また大きく分けて並製本と上製本、その他に分けられて、さらに無線綴じや平綴じ、中綴じなどさまざまな綴じ方があるのに驚きました。
思い出してみると子どもの頃に作ったことがあり、遠足や社会見学での「旅のしおり」や文化祭や体育祭の「プログラム」、文芸部の人なら同人誌を作成したことがあるはずです。
中綴じの方法が多く、表紙と中ページを開いた状態で、背になる部分を針金で綴じていきます。
市販されている雑誌もほとんどがこのやり方で作られているので、綴じ方を知っておくと本や雑誌を手に取った時に中身だけではなく、仕様についても分かるので面白いです。
個人で手作りするのはもちろんですが、最近は印刷会社でも小ロットから依頼することができて、意外とリーズナブルな価格になっています。
記念としてオリジナルの本を作ってみるのも面白いかもしれません。

本のレビューをまとめて製本してみようかな

製本に興味を持って、自分でも作ってみようと考える人はわりと多くいます。
昔から同人誌はありますし、近年は自分史というのも密かなブームで、人生を振り返って文字で綴り本にするというのは、人間だけができる特別なものと言えるかもしれません。
そこまで人生に深みがない、そして本を読むのは好きだが創作は苦手といった人間には難易度が高そうですが、レビューをまとめて製本にすることもできます。
本好きな人なら記録としてレビューを書いている場合が多く、ある程度まとまった量があるはずです。
最近はインターネット上にブログやホームページとしてレビューページを作ることが多いですが、本としての形になるのは憧れがあります。
製本の種類や方法を知っていれば自分で作れますし、最近は少数のロットで受注可能な印刷会社もあるので試してみるのもいいかもしれません。
レビューを本として形にするとより感慨が深く、記念として作ってみるのも面白い試みだと言えます。