雑誌で読んだ「外構特集」

こだわりの家を建てるときに外構にこだわりを持つことで帰ることが楽しみになり、自分の家を見ることに幸せを感じる暮らしをしてみたいと思うようになりました。
洋服や靴、かばんなどのファッションにこだわるように家の外観と調和した外構にこだわることでおしゃれ度がワンランクアップするのです。
新築はもちろん、古くなった家でも外構工事をすることで見違えるようにおしゃれな家に生まれ変わり、満足度が高い家に自分が暮らすことができるようになるのです。

横浜でふらりと入った喫茶店にその雑誌はありました

自分のこだわりの詰まった家を建てることに憧れていたので、自分なりにいろいろ勉強してきたつもりでしたが、内装や間取り、建築方法など家の内部のことばかりを考えていました。
おいしいコーヒーを飲もうと横浜でふらりと入った喫茶店で偶然手に取った雑誌をめくると素敵な外構特集に目を奪われ、しばらくの間夢中になってしまいました。
そこには、まぎれもなく日本のどこにでもある住宅街の中にまるで海外の雑誌に載っているような素敵な家がいくつも載っていたのです。
自分は家の内部のことと建物の外観のことばかりを考えていましたが、外構が素晴らしいことで家の雰囲気が上質になり、敷地空間を丸ごと楽しむことができるようになるということが分かり目からうろこでした。
デザイン性が高く美しく整えられていながらひとつひとつにこだわりが感じられる外構は、人の目に触れる部分だけに家の中以上にこだわりがいがあり、楽しむことができるということを知りました。

家の外にこだわるのも悪くない

その雑誌に出会うまでは、外構工事にはお金をかけたくないと思っていたのです。
家の内装や設備などにお金をかけて、塀や庭、アプローチなどは後からと考えていましたが、アイアン製のおしゃれな門扉に美しく敷石にもこだわったアプローチ、植栽が狭い空間を開放的でナチュラルな雰囲気に演出しながら適度な目隠しになる庭、高すぎず低すぎないおしゃれな塀が家の周りを飾る一枚のスナップが自分の意識を大きく変えたことは間違いありません。
外から一度見ただけで、素敵だなと思うことができる家の外にこだわるのも悪くないと衝撃を受けました。
外構工事にお金をかけたくないと思っていた価値観は一変し、外構工事にもしっかりと予算をとるようなプランに考え直すことにしました。
今考えると、あの雑誌に出会わなければ、家の外側にこだわりを持つことをしないまま家づくりプランを立ててしまっていたかもしれません。
家の中のことばかりを気にして、外側が丸裸ということになるところでした。